国民民主党静岡県連は、1月18日に静岡駅北口地下通路で街頭演説会を開催しました。国民民主党静岡県連会長の田中健衆議院議員、国民民主党副代表の礒﨑哲史参議院議員、国民民主党幹事長の榛葉賀津也参議院議員の他、地方自治体議員選挙の候補予定者が2025年の決意を訴えました。
まずマイクを握った県連会長の田中健衆議院議員は「昨年の衆議院選挙で国民民主党は躍進させていただいた。しかし、まだ皆さんに約束した政策を実現できたわけではない。103万円の年収の壁も、123万円(への引き上げ)でいいはずがない。約束した178万円を目指して努力していく。ガソリンも補助金ではなく減税で、取りすぎた税金を皆さんに返していく姿勢を今年も貫いていく」と今年の抱負を語りました。

続いて、2025年春に予定される地方自治体議員選挙の公認候補予定者を紹介しました。静岡市議選(葵区)の杉山真裕子候補予定者は「働く人が安心して働けない環境を変えたいと思い、印刷局を退職して国民民主党で活動を始めた」と語りました。静岡市議選(清水区)の堀池昂平候補予定者は「静岡市は政令指定都市の中で最も少子化が進んでいる。これをなんとかしないといけない」と訴えました。森町議選に立候補を予定する加藤久幸町議は「世界情勢が悪化する中で、地方から日本を変えていかなければならない。風通しのいい議会を目指して活動していく」と意気込みを述べました。島田市議選に立候補を予定する清水唯史市議は「市民、県民、国民のみなさんの声を聴き、今までの制度を打ち破り変えていくのが国民民主党だ」と力を込めました。




礒﨑哲史副代表は「与党が過半数割れになったことで、与党だけで法律も予算も決められなくなった。今までは自民党や公明党の一部の権力者が密室で物事を決めていた。今は国民民主党と会議をしなければならず、国民民主党はその内容を全て記者会見で言っているので、みなさんも政治家と同じ情報を持てる。皆さんの一票で政治はここまで変えることができる、そのことを実感してほしい」と政治の変化を紹介しました。

最後にマイクを握った榛葉賀津也幹事長は「国民が1円5円の税金をどうやってまともに払うか、子育てや年金や介護などに悩んでいるときに、衆院選の一番のテーマが裏金問題。これでいいのか。だから国民民主党は『103万円の壁』を訴え、ガソリン減税を訴えた」と党の政治姿勢を強調。「玉木や榛葉をコケにしてもいいが、この政策に期待している国民を馬鹿にすることは許さない。確かに合意書にガソリンの暫定税率の廃止の期限は書いていないが、期限はある。国民生活は限界にきている。キャベツ1個1,000円、大根1本400円のときに、103万円が123万円(への引き上げ)、ガソリンは1リットル200円、これで生活できるわけがない。もしこれをしっかりやらなかったら、春の地方選挙や夏の参議院選挙で決着をつけよう」と力強く語りました。

