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活動報告
平成27年9月18日 安全保障法制を考えるシンポジウム

 9月18日(金)、静岡市の静岡労政会館ホールで、小林節慶應義塾大学名誉教授が「安全保障法制を考える」と題して基調講演を行いました。
小林教授は、まず、「この法律は、海外派兵が内閣の判断でできるようになる。本質は『戦争法』そのものだ」と明言したうえで、「憲法9条の下で、我が国は戦争できないはずである。特に、第2項では、軍隊の不保持、交戦権の否認が明記されており、戦争する法的資格が与えられていない」と、安保法制が憲法違反である理由を説明しました。
 さらに、「明白に違憲な法律を多数決で強行する政治は、立憲主義に反している。我が国は主権在民で、首相は国民に雇われているにすぎない。今やっていることは『独裁政治』である」と、安倍政権を強く批判しました。

 そして、「政治の過失は政治により修復されるべきである。共産党を含めた野党が手を握ることができるかどうかが政権交代のカギである」と、野党第一党の民主党を中心に野党各党が選挙協力するよう呼びかけました。
 結びに、「立憲主義、民主主義、平和主義を取り戻そう」と、会場全員で“がんばろう三唱”を行い、安倍政権の暴走にストップをかけるため、これからも全力で戦うことを誓いました。

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